【低たんぱくパスタの新定番】ジンゾウ先生のでんぷん生パスタを食べた感想
この記事では、ジンゾウ先生のでんぷん生パスタを食べた感想などをご紹介します。
以前、低たんぱくのスパゲティとして、ハインツのアプロテンたんぱく調整スパゲティタイプをご紹介しました。
しかし、ハインツのたんぱく調整スパゲティは湯で時間が12分必要だったり、麺同士がくっつきやすいため、茹でている間はかき混ぜ続けなければいけないなどの手間がありました。
>> 【低たんぱくパスタの定番】アプロテンたんぱく調整スパゲティのおいしい茹で方
そのため、今回のジンゾウ先生のでんぷん生パスタでは、湯で時間や、調理の手間などにも注目してレビューしていきたいと思います。
ジンゾウ先生のでんぷん生パスタとは
こちらはでんぷんパスタの中では珍しい生麺タイプの低たんぱくパスタです。1袋100gで全部で5袋入っています。
でんぷん麺なので100gあたりたんぱく質0.1g、食塩相当量0g(茹で上がり後)とかなり抑えられています。
栄養価自体はハインツのアプロテンたんぱく調整スパゲティとあまり変わらないため、味や、調理の手軽さ次第では、こちらの商品も十分選択肢の一つになりそうですね。
ジンゾウ先生のでんぷん生パスタを食べた感想&レビュー
パッケージ紹介
こちらがジンゾウ先生のでんぷん生パスタのパッケージです。
パッケージの真ん中下の方にさりげなく書いてあるのですが、パッケージの外袋開封後は冷蔵保存する必要があるのでご注意ください。
賞味期限は届いた時点で残り3ヶ月ほどでした。生麺なので乾麺に比べると少し短いようです。
外袋を開封すると、生パスタが以下のような100gごとに小分けに袋に入ったものが5袋あるので、私はまとめてジップロックに入れて冷蔵保存しています。
調理方法
パッケージの外袋をあけると以下の生麺の調理方法の説明書が入っています。おいしく食べられるポイントがいくつか書いてあるので基本的にこの通りに作れば大丈夫です。
説明書にもある通り、ジンゾウ先生のでんぷん生麺シリーズは他にも、ラーメン、きしめん、細うどん、そばがあり、生ラーメンを購入したときにも、同じ説明書の用紙が入っていたので、すべての生麺で同じ調理方法のようですね。
ハインツのアプロテンたんぱく調整スパゲティは湯で時間が12分と長く、麺がくっついてしまったりと調理難易度が高いのですが、ジンゾウ先生の生麺シリーズは調理が簡単なのもポイントの一つです。
調理方法には鍋で4〜5分と書いてあったのですが「茹ですぎると切れやすい」とも書いてあったので、私の場合は4分間茹でました。結果的にはこの湯で時間でちょうど良かったと思います。
ジンゾウ先生の生麺シリーズは茹でている最中に麺同士がくっつくことはあまりないので、30秒くらい軽くほぐす程度で、その後は4分経過するまで放置で大丈夫です。
4分間茹でたあとはザルに移し、流水で洗いヌメリをよく落とします。
流水でヌメリを落としたあとは、麺が冷たくなってしまうので、パスタなどのように温かくしていただく場合は「食べる直前に熱湯をかけて温めなおす」と説明書にありました。
実食レビュー
この日はジンゾウ先生のでんぷん生パスタを使って、ペペロンチーノを作りました。ペペロンチーノのソースはスーパーなどでも売られている市販のパスタソースを半量だけ入れて作りました。
以下の写真はペペロンチーノを生麺2人前(200g)の量で作って、野菜もたくさん加えているため、かなり大盛りになってしまいました。
肝心の味はというと、ジンゾウ先生のでんぷん生パスタは細麺で弾力があり、とてもモチモチとした食感でした。通常のパスタよりも弾力があるので、人によって好みが分かれるかも知れません。
とはいえ、個人的にはアルデンテのような感じで、これはこれでおいしかったです。
ちなみに、食感に関してはハインツのアプロテンたんぱく調整スパゲティの方が通常のパスタの食感に近いと思います。
別日に作ったミートソースパスタ
こちらは別日にジンゾウ先生のでんぷん生パスタで作ったミートソースパスタの写真です。
ペペロンチーノは2人前(200g)で作っていましたが、こちらは1人前(100g)の量で作っています。
野菜なども特に入れていないため、量的には心なしか少なく感じました。1人前のミートソースを上からかけていますが、食べたあともミートソースがかなり余ってしまいました。
成人男性などで、量的に少し物足りないかなと思う方は、野菜などでかさ増しして食べるのがオススメです。
ちなみにこちらのミートソースパスタは、流水でヌメリを落としたあとの生麺を皿の上に盛り、ミートソースをかけてからラップをし、電子レンジで30秒ほど加熱していただきました。
説明書には「食べる直前に熱湯をかけて温めなおす」とありましたが、電子レンジでの加熱でも、様子を見ながら少しずつ加熱していけば、特に固くなることはありませんでした。
ジンゾウ先生のでんぷん生パスタの栄養価
ジンゾウ先生のでんぷん生パスタの詳しい栄養価はこちらです。
栄養価(100gあたり)
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 | カリウム | リン |
---|---|---|---|---|---|---|
293kcal | 0.1g | 0.9g | 71g | 0.7g (茹で上がり後 0g) | 2mg | 24mg |
食塩相当量はパッケージにはナトリウム260mgとしか表記されていないのですが、公式サイトの方では茹で上がり後は0gとありました。
>> 外部サイトへ移動(ジンゾウ先生のオトクッキングクラブ)
たんぱく質、食塩相当量ともにほぼゼロなので、これなら腎臓病保存期で食事制限をされている方でも安心して食べられますね。
ジンゾウ先生のでんぷん生パスタの価格
ジンゾウ先生のでんぷん生パスタはビースタイルやヘルシーネットワークなどの通販サイトでは、100g×5食セットで972円 (税込)で販売されていました。
比較としてハインツのアプロテンたんぱく調整スパゲティタイプは500gでAmazon.co.jpで864円(税込)、定期オトク便で734円(税込)で販売されています。
価格はアプロテンたんぱく調整スパゲティタイプの方が安いのですが、こちらは湯で時間が長かったり、調理の手間がかかる点を考慮すると、多少高くてもジンゾウ先生のでんぷん生パスタにするのは十分アリだと思います。
※表記価格は全て2019年10月20日現在の価格です。
ジンゾウ先生のでんぷん生パスタは低たんぱくパスタの新定番
今回のジンゾウ先生のでんぷん生パスタを食べた感想と、ハインツのアプロテンたんぱく調整スパゲティタイプとの比較などをご紹介しました。
ハインツのアプロテンたんぱく調整スパゲティタイプはAmazon.co.jpの定期オトク便などでも購入でき、比較的購入の敷居は低いのですが、調理の手間がかかる点に少し難がありました。
腎臓病の食事療法を続けていくためには、調理の簡単さというのも重要だと思いますので、その点でいえばジンゾウ先生のでんぷん生パスタは低たんぱくパスタの新定番になりえるのではないでしょうか。
ジンゾウ先生の生麺シリーズは、パスタ以外にもいくつか販売されているので、気になった方はぜひ試してみてください。
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