2021年5月外来受診【クレアチニンは色々なことで変動する】
先日は5月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。
2021年5月の検査結果
今月はクレアチニンが「1.97」、eGFRが「34」と先月よりも少しクレアチニンが高くなっていました。
ちなみに、クレアチニンについて、腎臓内科医でYouTuberでもある「おかめ先生」によると、筋肉量や食べたお肉の量などによってもクレアチニンは変動するんだそうです。
腎臓の働きをみるのに使う血液検査の『クレアチニン』
— Dr. おかめ◎腎臓YouTuber (@Dr_okame) January 19, 2021
・筋肉量によって変動
・日内変動は8%ほど
・お肉を食べると、お肉に含まれるものが吸収され、一時的に上昇
・体液の希釈でも値が変動
・ST合剤などの薬でも見かけ上、上昇
色々なことで変動するので、何回かの推移を見ていくのがおススメです👍
おかめ先生の言う通り、クレアチニンの推移を見ることが重要で、日内変動でも8%ほどあるそうなので多少の増減で一喜一憂してはいけませんね。
今月の管理栄養士による栄養指導(2021年5月)
今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。
答え合わせの結果は以下の通りです。
たんぱく質摂取量 | 食塩摂取量 | |
---|---|---|
自分でした栄養計算 | 38.6g | 3.37g |
24時間蓄尿による測定 | 34.57g | 7.29g |
今回は何故か栄養計算の結果よりも、24時間蓄尿による測定結果の方が塩分が大幅にオーバーしてしまいました。
塩分について特に心当たりはないのですが、24時間蓄尿による測定結果は蓄尿日を含めて過去5日間くらいに食べたものの栄養価が影響するので、たまたま塩分が高くなってしまったのかも知れません。
新型コロナウイルスワクチンに違いはあるの?
以前の記事で、主治医からは新型コロナウイルスのワクチンは接種した方が良いと言われていました。
関連記事:2021年1月外来受診【コロナウイルスワクチンは接種するべきか】
私の住んでいる自治体では、基礎疾患を持つ64歳以下の人も自分で申請することで接種券を貰えることを知ったので早速申請してみました。
新型コロナウイルスのワクチンといえば、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカなど、日本でも次々と新しいワクチンが承認されていますが、今回は「どのワクチンを接種したら良いか」主治医に聞いてみました。
主治医からはずばり、
「ファイザーもしくはモデルナのワクチンを接種してください」
とのことでした。
アストラゼネカやジョンソン・エンド・ジョンソンなどのワクチンは稀に大きな副反応が認められているそうなので、おすすめは出来ないそうです。
日本では今のところファイザー、モデルナ製のワクチンしか接種が始まっていませんが、それ以外の会社のワクチン接種が始まった際には注意が必要ですね。
新型コロナウイルス接種について、不安がある方はぜひ主治医に相談してみてください。
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