2021年3月外来受診【今の腎機能はいつまで維持できるのか】
先日は3月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。
2021年3月の検査結果
今月はクレアチニンが「1.94」、eGFRが「35」と先月より少し良くなっていました。
今月の管理栄養士による栄養指導(2021年3月)
今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。
答え合わせの結果は以下の通りです。
たんぱく質摂取量 | 食塩摂取量 | |
---|---|---|
自分でした栄養計算 | 35g | 4.9g |
24時間蓄尿による測定 | 34.41g | 4.78g |
今回は栄養計算の結果と、24時間蓄尿による測定結果ではほぼ同じ値でした。
このように毎回答え合わせをしていると、栄養計算の精度も高くなっていくそうなので、今後もこの調子で食事療法を続けていきたいと思います。
今の腎機能はいつまで維持できるの?
私の場合は腎臓病の食事療法を始めてから、今のところ腎機能がほぼ横ばいで推移していますが、このまま食事療法を続けていけばいつまで腎機能を維持できるのでしょうか?
管理栄養士さんによると、一口に腎臓病といっても沢山の種類があり、進行が早い腎臓病や進行の緩やかな腎臓病があるそうです。
その中でも、尿蛋白の量や、高血圧の有無などによっても腎臓病の進行に違いがあります。
私の場合は尿蛋白の量も少なく、血圧も安定していて、尿細管間質性腎炎という糸球体ではなく尿細管の病気です。
そのため、大きなアクシデントがない限りは腎機能を相当長く維持できるのではないかということでした。
また、腎臓病は進行すればするほど進行スピードが早くなっていきます。
そのため、私の場合はクレアチニンが2前後の段階で食事療法を始めることができたのも幸運でした。
患者さんによってはクレアチニンが5前後で食事療法を始めるという方もいるため、クレアチニンが2前後で食事療法を始めるというのは早い方だそうです。
管理栄養士さんによると、進行の速いIgA腎症でクレアチニン5前後で食事療法を始めて10年以上透析を回避された方もいるそうなので、本当に人それぞれなんですね。
今回の栄養指導では自分の腎機能の進行の程度について改めて確認することが出来てよかったです。
今後も食事療法を継続して、この先数十年は透析を回避できたら良いなと思いました。
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