腎臓病でも食べられる年越しそば【減塩・低たんぱく】
早いもので今年も間もなく年末ですね。
年末年始といえば、クリスマスケーキ、年越しそば、おせち料理、お餅など、腎臓病で食事制限をしている私にとっては制限をオーバーしがちな日々が続きがちです。
そこで今年は少しでも食事制限の範囲内に収めようと、年越しそばを低たんぱく麺で作ってみることにしました。
塩分控えめの出汁で麺つゆを作り、たんぱく質の削減された低たんぱく麺で年越しそばを作れば、塩分・たんぱく質制限のある方でも安心して食べられます。
今回は私が普段よく食べている低たんぱく麺の「げんたそば」で、天ぷらそばを作ってみました。
腎臓病でも食べられる減塩・低たんぱくの年越しそば
減塩出汁で作る麺つゆ
今回の麺つゆは無塩ドットコムで購入した食塩無添加の天然だしを使って作ってみました。
無塩ドットコムのPREMIUM極み天然だしは良い出汁が出ますが少しお高めなので、同じく食塩不使用のリケンの素材力だしなどでもおいしく作れると思います。
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沸騰したお湯にだしパック1袋を入れ、中火で5分間煮出します。
5分後、だしパックを取り出し、麺つゆを大さじ2杯入れます。
麺つゆの方も今回は無塩ドットコムの「50%減塩だしつゆ」を使いました。市販の麺つゆの中では一番、塩分、たんぱく質が低くておすすめです。
具材として入れるネギなどはこの段階で入れました。
これで麺つゆの方は完成です。
今回の麺つゆの塩分は2.42g(だしパック0.17g+だしつゆ2.25g)ほどになります。
とはいえ、つゆを全て飲むわけではないので、つゆを1/3程度飲んだとしたら摂取塩分量は0.8gしかありません。
麺は程よいコシがあるげんたそばがオススメ
お蕎麦にはこちらの「げんたそば」を使いました。
低たんぱくそばの中には、温かいそばにすると麺が柔らかくなり過ぎてしまう商品もありますが、げんたそばは程よいコシがあって温かいそばにしてもおいしく食べられます。
げんたそばのパッケージには湯で時間は7分程度とありますが、個人的には温かいそばの場合は湯で時間6分程度が程よいコシが残ってオススメです。
6分程度茹でたら硬さを確認し、好みの硬さになっていたらザルに取り水洗いします。
温かいそばにする場合も一度水洗いした方がコシが出ておいしくなります。
そのまま器に盛ると麺つゆが冷めてしまうので、水洗い後に少しだけお湯をかけて温め直します。
水洗い後、水気をよく切ったらお蕎麦を器に盛ります。
その後、麺つゆをかけ、天ぷらやワカメなどを盛ったら、天ぷらそばの完成です。
ちなみにえび天はスーパーのお惣菜コーナーにあるものを購入しました。
スーパーの天ぷらにはこのように栄養成分表示が記載されている場合もあるので、栄養計算も楽ちんです。
その他、ワカメやほうれん草などもたんぱく質が比較的低めなので、腎臓病でカリウム制限のない方にはおすすめの具材です。
つゆ自体の塩分は2.4gほどですが、えび天やワカメと一緒に食べると、味の薄さは全く感じませんでした。
今回はげんたそばの湯で時間は6分にしましたが、硬めの麺が好きな方はもう少し湯で時間を短めにしても良さそうです。
げんたそばは蕎麦の風味もかすかにあり、見た目や食感も普通のお蕎麦とほぼ変わらないので、低たんぱくそばの中では特におすすめです。
食事制限をオーバーしてしまいがちな年末年始、年越しそばは低たんぱく・減塩のげんたそばにしてみてはいかがでしょうか。
ディスカッション
コメント一覧
紹介されておられたげんたそばと越後の丸餅が、届きましたー
おそば!6分がオススメなんですね!
参考にさせていただきますー
低たんぱくそばは麺が柔らかくなり過ぎてしまうことが多いので、
特に温かいそばの場合は短めの湯で時間がオススメです!
越後の丸餅の方も今度、磯辺焼きとおしるこのレシピを記事にする予定なのでそちらも参考になれば嬉しいですー