お肉なのにたんぱく質ゼロ?ハウス食品の低たんぱくミート

今回はハウス食品の低たんぱくミートを食べた感想を紹介します。

私は腎臓病でたんぱく質制限をしているのですが、お肉はたんぱく質が高いので少ししか食べることが出来ません。

みよし
みよし
毎回お肉のグラム数からたんぱく質量を計算して、食事制限内に収まるように調整しています。

そんな中、今回はハウス食品が販売する低たんぱくミートを購入してみました。

低たんぱくミートは食物繊維で肉の食感を再現したもので、お肉にそっくりの食感でありながら、なんとたんぱく質がゼロという商品なんです。

みよし
みよし
お肉をたくさん食べたいけど、食事制限をしていてたんぱく質が気になるという方の参考になれば嬉しいです。

ハウス食品の低たんぱくミートとは

こちらが今回購入したハウス食品の低たんぱくミート(乾燥タイプ)です。

ハウス食品 低たんぱくミート(乾燥タイプ)
ハウス食品 低たんぱくミート(乾燥タイプ)

低たんぱくミートとは、ハウス食品がたんぱく質制限が必要な方向けに開発した商品で、食物繊維(セルロース)やコンニャクイモ抽出物などで肉の食感を再現したものです。

しかも、肉の食感でありながら、なんとたんぱく質は0gというから驚きです。

低たんぱくミートの詳しい栄養成分表示はこちらです。

栄養成分表示(100gあたり)

エネルギー184kcal
たんぱく質0g
脂質0.49g
炭水化物90.2g
 ー 糖質43.9g
 ー 食物繊維46.3g
食塩相当量0.97g
カリウム30mg
リン26mg

乾燥状態の低たんぱくミート100gあたりで、たんぱく質0g、塩分0.97gでした。

低たんぱくミート自体はそこまで味はないので、塩分が1g近くあるのは意外でしたが、原材料に調味料(核酸等)と記載されていたので恐らくこちらの塩分だと思われます。

みよし
みよし
核酸とはかつお節や煮干、肉などに含まれるうま味成分が入ったうま味調味料のことを指すそうです。

とはいえ、低たんぱくミートは水で戻すと約3.5倍の量になるため、水で戻した後の低たんぱくミート100gあたりでは塩分0.3g程度なのでそこまで塩分が高いという訳ではありません。

低たんぱくミートを試しにお皿に出してみるとこんな感じでした。

低たんぱくミートをお皿に出してみました
低たんぱくミートをお皿に出してみました

原材料は食物繊維やコンニャクイモ抽出物、でんぶんなどで作られているとのことですが、匂いは大豆や、きな粉に近いような匂いで、当然ですがお肉の匂いは全くしません

形はひき肉のような形状で、乾燥タイプなので水に戻す前はカチカチに固まっていました。

ハウス食品の低たんぱくミートの調理方法

ハウス食品の低たんぱくミートの戻し方はいくつかありますが、今回は電子レンジで戻す方法と、調味料と一緒に煮て戻す方法を試してみました。

電子レンジで戻す方法

電子レンジで戻す場合は、低たんぱくミート30gに対して水75mlを加えてよくかき混ぜます。

水を加えてよくかき混ぜます
水を加えてよくかき混ぜます

その後、ラップをして、電子レンジの600wで40秒温めます。

電子レンジの600wで40秒

電子レンジで加熱後、そのまま約5分間蒸らせば完成です。

そのまま約5分間蒸らします
そのまま約5分間蒸らします

約5分間蒸らしたあとの低たんぱくミートは、火を通したあとのひき肉の見た目にかなり近くなりました

電子レンジで戻した低たんぱくミート
電子レンジで戻した低たんぱくミート

今回はこちらの低たんぱくミートをそのままタコライスの具材に混ぜることで、お肉をかさ増ししてみました。

タコライスのお肉のかさ増しに
タコライスのお肉のかさ増しに

タコライスの素と混ぜてしまえば、普通のひき肉とほとんど見分けが付かなくなります

調味料と一緒に煮て戻す方法

ハウス食品のサイトで公開されている、低たんぱくミートを使った作り置きそぼろのレシピを参考に、調味料と一緒に煮て戻す方法も試してみました。

>> 【低たんぱくミート(ミンチ状肉様食品)】作り置きそぼろ

先ずは、フライパンにサラダ油を熱し、豚ひき肉を炒めます。

豚ひき肉を炒めます
豚ひき肉を炒めます
豚ひき肉に火が通るまで炒めました
豚ひき肉に火が通るまで炒めました

その後、乾燥状態の低たんぱくミートと、そぼろの調味料を加え、汁気がなくなるまで煮込みます。

低たんぱくミートと調味料を加えて煮込みます

そして、完成した低たんぱくミート入りのそぼろがこちら。

低たんぱくミート入りそぼろの完成
低たんぱくミート入りそぼろの完成
みよし
みよし
そぼろのように調味料と一緒に低たんぱくミートを煮込む場合は、事前に電子レンジなどで戻しておく必要はありません。

ハウス食品の低たんぱくミートを食べた感想

低たんぱくミート入りタコライス

こちらが今回作った低たんぱくミート入りのタコライスです。

低たんぱくミート入りタコライス
低たんぱくミート入りタコライス
みよし
みよし
ひき肉と低たんぱくミートの割合は半々にしました。タコライスの味付けには市販のタコライスの素を使用しています。

タコライスの場合は市販のタコライスの素に色が付いているので、見た目には普通のひき肉と低たんぱくミートを見分けることが出来ません

また、お肉の食感も忠実に再現されているので、低たんぱくミートが入っていると言われなければ気付かないくらいの完成度です。

みよし
みよし

低たんぱくミートでかさ増ししたことでいつもよりお肉がたくさん!

低たんぱくミートでたんぱく質を節約した分、チーズも乗せることができて大満足でした!

低たんぱくミート入りそぼろ丼

低たんぱくミート入りのそぼろの方は低たんぱくミート入りそぼろ丼にしてみました。

低たんぱくミート入りそぼろ丼
低たんぱくミート入りそぼろ丼

そぼろは醤油、すりおろし生姜、かつおだしの素で味付けしただけなので、よく見ると、豚ひき肉と低たんぱくミートの色の違いが分かるかも知れません。

とはいえ、食感の方はタコライスの方と同様に本物のお肉そっくりの食感なので、そぼろ丼にしても違和感は全くありませんでした

お肉の代用として低たんぱくミートはオススメです

今回はハウス食品の低たんぱくミートを食べた感想を紹介しました。

お肉の食感がかなり再現されているので、カレーや麻婆豆腐など、濃い味付けの料理の場合はひき肉を入れずに低たんぱくミートだけでも十分おいしくいただけると思います。

みよし
みよし
だだし、今回作ったそぼろ丼のようにお肉自体がメインの料理の場合は、本物のお肉も入れた方がお肉のうま味が加わってよりおいしくなります。

腎臓病でたんぱく質制限をしていると、お肉や魚の量も制限する必要があるため、どうしてもボリューム不足な食事になりがちになってしまいます。

そこでお肉の代わりに低たんぱくミートを使ったり、低たんぱくミートでかさ増しすることで、たんぱく質制限をしていながら食事全体のボリュームを保つことができます

ハウス食品の低たんぱくミートは乾燥タイプなので、必要な分だけ戻して、余った低たんぱくミートは密閉容器に入れて保存しておけるのでとても使い勝手も良いと思います。

みよし
みよし
気になった方はぜひ試してみてくださいね。
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