2020年7月外来受診【たんぱく質制限ではカロリーアップが重要】

2020年7月外来受診【たんぱく質制限ではカロリーアップが重要】

先日は7月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。

みよし

みよし

同じように腎臓病の治療中、闘病中の方などに参考にしていただければ幸いです。

2020年7月の検査結果

2020年7月の検査結果
2020年7月の検査結果

今月はクレアチニンが「2.19」、eGFRが「31」と先月とほぼ変わりませんでした。

みよし

みよし

クレアチニンが2.0を超えると急激に上がりやすいとよく言われますが、私の場合はここ1年くらいは2.1〜2.3くらいの間でほぼ横ばいです。

今月の管理栄養士による栄養指導(2020年7月)

今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。

答え合わせの結果は以下の通りです。

たんぱく質摂取量食塩摂取量
自分でした栄養計算37.63.7
24時間蓄尿による測定33.164.71
みよし

みよし

私が通院している病院では基本的に毎回栄養指導があり、このような答え合わせを行っています。

24時間蓄尿検査で測定した食塩摂取量、たんぱく質摂取量は検査前の1週間の平均値くらいの値になるそうです。

そのため、24時間蓄尿検査当日の摂取量と同じにはなりませんが、おおよそ、指示量のたんぱく質40g、食塩相当量5gの範囲内には収まっていたため問題はありませんでした。

また、私が栄養計算を続けてから約1年が経ち、ずっと続けている栄養計算ノートも5冊目に突入しました。

栄養計算ノートも5冊目に突入
栄養計算ノートも5冊目に突入

毎日栄養計算をするのはとても大変ですが、ずっと続けていくことで腎機能も安定し、栄養価に対する感覚もより正確になってきます。

最近は1日の終りにあとから答え合わせで栄養計算をしても、自然と指示量の範囲内にピッタリ収まっていることも多くなってきました。

とはいえ、油断して栄養計算をサボってしまうと感覚も鈍り、外食などが増えてしまったり、ついついおかしを食べすぎてしまったりするため、今後も栄養計算はずっと続けていきたいと思います。

>> 腎臓病の食事療法は栄養計算が超重要!食事記録のやり方を紹介

たんぱく質制限ではカロリーアップが重要

最近は新型コロナウイルスの影響もあって外出の機会が減り、コロナ太りが気になっている方も多いのではないでしょうか。

私も最近は運動量が減り、カロリーの指示量は1日2000kcalのまま変わらないため、少しずつ体重が増えてきて気になっていました。

そこで今回は単刀直入に管理栄養士さんに質問してみました。

みよし

みよし

運動量が減ったのでその分カロリーの摂取量を減らしても良いですか?

結論から言うと「摂取カロリーは減らさない方が良い」とのことでした。

腎臓病でたんぱく質制限をしている場合、カロリーアップが非常に重要になることはこのブログでも紹介してきました。

>> 【腎臓病の食事】たんぱく質制限ではカロリーアップが重要です

このカロリーの指示量というのはその人の標準体重が基準になっています。

私の場合は最近、運動量が減って体重が増えてきているものの、それでも身長に対する標準体重には満たないため、摂取カロリーを減らす必要はないとのことでした。

体重が増えて脂肪が付くのが気になる場合は、その分運動をして標準体重を目標に筋肉を付けていくのが良いそうです。

みよし

みよし

今回のようなケースでも糖尿病の方や肥満気味の方は摂取カロリーを減らした方が良い場合もあります。
人によって食事療法の方針は変わるため、気になる方はかかりつけ医や管理栄養士に相談しましょう。
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