2021年7月外来受診【年に一度の定期検査の結果は】
先日は7月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。
2021年7月の検査結果
今月はクレアチニンが「1.88」、eGFRが「36」と先月よりもクレアチニンが低くなっていました。
最近は2.0以下だったクレアチニンが先月は2.06と2を超えてしまったので、今月も少し心配していましたが、結果はここ数年で一番低いクレアチニンとなりました。
前回の診察では夏は一般的にクレアチニンが上がりやすくなるのに加え、持病の潰瘍性大腸炎による下痢などもあり、脱水を指摘されていました。
関連記事:2021年6月外来受診【夏はクレアチニンが高くなる?】
その点、今月はお腹の調子が少し良くなり、脱水にならないようにいつもよりも水分を500mlほど多く摂るようにしていたのでその効果が出たのかも知れません。
今月の管理栄養士による栄養指導(2021年7月)
今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。
答え合わせの結果は以下の通りです。
たんぱく質摂取量 | 食塩摂取量 | |
---|---|---|
自分でした栄養計算 | 37.58g | 4.596g |
24時間蓄尿による測定 | 32.99g | 5.03g |
今回も24時間蓄尿による測定ではたんぱく質摂取量が少し少なくなっていました。
主治医によると、私のように毎回少し少なめに出る人もいれば、逆に毎回計算よりも多めに出る人もいるそうなので、そこまで気にする必要はないそうです。
年に一度の定期検査
今回の腎臓内科の外来では年に一度の定期検査として、胸部・全腹部CT検査、ABI検査を行いました。
胸部・全腹部CT検査
私の通院する病院の腎臓内科では年に一度CT検査を行い、腎臓の状態を確認しています。
左右それぞれ枠線の中にあるのが私の腎臓です。
正常な腎臓は他の臓器のように輪郭が丸くてはっきりしているそうなのですが、腎機能が低下してしまった腎臓は輪郭がギザギザで歪な形になってしまいます。
また、腎機能が低下するにつれて年々腎臓が小さくなってしまうそうです。
そのため、毎年CTで腎臓の状態を確認して、去年に比べて腎臓の大きさが変わっていないかを確認しています。
今回は比較画像を貰うことは出来ませんでしたが、診察時に見せてもらった画像では、去年に比べて腎臓の大きさがほとんど変わっておらず、CT検査からも腎機能が維持出来ていることが確認できました。
ABI検査
CT検査と一緒にABI検査と呼ばれる検査も一緒に行いました。
ABI検査とは両腕、両足首の血圧を同時に測ることで、血管の硬さや詰まり具合を測定し、動脈硬化の程度を知ることが出来る検査です。
慢性腎不全の合併症として動脈硬化があるそうなので、CT検査と同じく私が通う病院では毎年検査しています。
両腕の血圧に比べて、両足首の血圧が高くなるのが正常なのでABI検査でも特に問題はありませんでした。
血管の硬さや詰まり具合についても特に異常なしとのことでした。
今回の診察ではクレアチニンも安定しているのに加え、CT検査などでも腎機能が維持出来ているのが確認出来たので一安心でした。
私の通う病院では今回の検査以外にも年に一度運動力測定をして、食事制限などによって筋力が低下していなかなども確認しています。
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