腎臓病の食事療法は本当に効果があるの?私が5年間続けた結果

私が腎臓病の食事療法を始めたばかりの頃は食事療法の効果に疑問を持ってました。

みよし
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腎臓病の食事療法は本当に効果があるの?

ほとんどの腎臓病患者が一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか?

私が腎臓病の食事療法を5年以上続けてきた今だから言えることはただ一つ。

腎臓病の食事療法は正しくやれば治療効果がある

この記事では私の5年間のクレアチニンの推移を振り返りながら、私がこのように思った理由を紹介します。

みよし
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この記事の内容はあくまで著者「みよし」の体験談です。全ての方に当てはまるとは限りませんので予めご了承ください。

腎臓病の食事療法は正しくやれば治療効果がある

こちらが私が2016年に腎臓病の食事療法を始めてから今までのクレアチニンの推移です。

5年間のクレアチニンの推移
5年間のクレアチニンの推移

最初は2.0を超えていたクレアチニンが2017年には大きく下がり、その後は徐々に上がり続け、最近はまた少しずつクレアチニンが下がってきました

みよし
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基本的に一度失った腎機能は回復しないと言われていますが、こうやって推移でみると最近は明らかに腎機能が安定してきた気がします。

上記のグラフに私の食事制限の内容や、薬物治療の期間を重ねたグラフがこちらです。

5年間のクレアチニンの推移と治療履歴
5年間のクレアチニンの推移と治療履歴
みよし
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今までのクレアチニンの推移を振り返りながら、具体的な治療内容について説明していきます。

2016年〜2019年前半

2016年〜2019年前半
2016年〜2019年前半

2017年に大きくクレアチニンが下がっているのはステロイドの服用による効果です。

ただそれも長くは続かず、ある程度下がったところで、またクレアチニンが少しずつ上ってきてしまいました。

この頃は塩分6g、たんぱく質50gの食事制限を指示されていましたが、栄養計算などは特にせず、塩分とたんぱく質を少し気を付けるだけで低たんぱく米なども食べてませんでした

みよし
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この期間に病院での栄養指導は1、2回しかなかったので栄養計算のやり方もよく分かっておらず、完全に自己流の食事制限をしていました。

また、低たんぱく米なども医師からは不要と言われていました。

2019年後半〜現在

2019年後半〜現在
2019年後半〜現在

このままではいけないと思った私は2019年7月に腎臓病の食事療法に力を入れている病院に転院をして、本格的な食事制限を開始します。

食事制限の内容は塩分5g、たんぱく質40gに改められ、転院した日から毎日食事記録を付けるようにしました。

みよし
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通院の度に毎回栄養指導を受けて、食材の計量の仕方や、栄養計算のやり方なども細かく指導してもらえました。

また、その時の体調や検査結果などをもとに食事制限の内容を細かく微調整していきました。

私がこのブログで通院記録を書き始めたのもちょうどこの時からです。

私の場合は転院を機に、正しい食事療法が出来るようになってからは少しずつ腎機能が安定してきました

みよし
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計量や栄養計算をするようになって負担は増えましたが、今までの食事療法では腎機能は下がる一方だったので、どうせ食事制限をやるなら治療効果があった方が良いと思っています。

腎臓病の食事制限は継続することが重要

この記事では私の5年間のクレアチニンの推移と、腎臓病の食事療法は正しくやれば治療効果があると思った理由をご紹介しました。

一口に腎臓病といっても個人差はあるので全ての方で効果が出るとは限りませんが、正しい食事療法が出来ているか不安な方はぜひ一度管理栄養士による栄養指導を受けてみる等、自分の食事療法を見直してみる価値はあると思います

みよし
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出浦照國先生の「腎不全がわかる本 第三版」の中でも腎臓病の食事療法には正確さが要求される理由が紹介されているので、気になる方はぜひ読んでみてください。

ちなみに、私は5年間の間に何度も食事制限を挫折しそうになりましたが、今は食事療法を続けてきて良かったと思っています。

今後、私の腎機能がどういう推移を辿るかは分かりませんが、少しでも現在の腎機能が維持できるようにこの先も頑張っていきたいと思います。

みよし
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食事療法は継続することが重要なので、食事制限がマンネリ化してきてしまった方もぜひ一度食事制限を始めたころの気持ちを思い出してみてください。

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