腎臓病でクレアチニンが上がったときを気をつけたいこと

この記事では、腎臓病患者の私がクレアチニンが上がったときに気をつけていることを紹介します。

私は腎臓病と診断されてから今までの約8年間、一時は2.7近くまで上がっていたクレアチニンも現在はクレアチニン1.6代で落ち着いてきています

著者のクレアチニンの推移
著者のクレアチニンの推移
みよし
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私の場合は増減しながらも緩やかにクレアチニンが減少傾向にあり、今のところ腎機能を維持できています。

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今回はそんな私がクレアチニンが上がった時に個人的に気をつけていることを紹介したいと思います。

クレアチニンが上がったら気をつけたいこと

なるべく自炊を心がける

私の今までの経験上、外食が多かった時期はクレアチニンも上がりやすかったため、今は外食は管理栄養士とも相談の上、月に1、2回程度に収め、普段は自炊できちんと栄養計算をした食事を食べるようにしています。

なるべく自炊を心がける
なるべく自炊を心がける
みよし
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スーパーやコンビニのお弁当にも添加物として無機リンが含まれているため、腎臓病患者にはあまりオススメは出来ません。

やはり自炊が一番安全だと思います。

私も腎臓病になる前は一度も自炊をしたことがありませんでしたが、腎臓病になってから頑張って一から料理を覚えました。

自分で栄養計算をするのが大変という方は私が開発した食事記録アプリ「栄養計算ノート」をぜひ使ってみてください。

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疲れを溜めすぎない

疲れや過度なストレスも腎機能悪化の原因になります。また、睡眠中に細胞の修復なども行われるため腎臓を労る意味でも睡眠はしっかりと取るようにしています

疲れを溜めすぎない
疲れを溜めすぎない
みよし
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疲れを感じたときは可能な限り仕事の量を調整したり、休日はしっかりと休むなど疲れを溜めないように意識しています。

風邪を引かない

感染症も腎機能悪化の原因になるため、栄養や睡眠をしっかりと取り、なるべく風邪を引かないように気をつけています。

また、風邪薬の中には腎臓病を悪化させる可能性のある成分が含まれているものもあるため、万が一風邪を引いてしまった場合でも風邪薬は使わず、のど飴や鼻うがいなどで症状を和らげるようにしています。

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みよし
みよし

インフルエンザやコロナウイルスなどは腎臓病患者がかかると重症化する可能性もあるため、ワクチンは必ず打つようにしています。

インフルエンザなどが流行っている時期は人混みの多い場所はなるべく避けるようにしましょう。

過度な筋トレや運動は控える

過度な筋トレや運動も腎臓には負担になる場合があります。

また、そもそもクレアチニンは筋肉などからできる老廃物のため、通院の前日に激しい筋トレや運動をすると翌日の検査結果に影響が出る可能性があります

過度な筋トレや運動は控える
過度な筋トレや運動は控える

とはいえ、最近は腎臓リハビリテーションなど適度な運動による腎機能の改善の可能性なども研究されてきているため、腎臓に負担を掛けない正しい運動方法を見に付けましょう。

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水分をしっかり取る

脱水は腎臓病患者にとっては最も危険な状態です。

汗をかきやすい夏はもちろん、冬も乾燥に加えて飲む水の量が減ったりすることで脱水気味になりやすい言われています。

みよし
みよし
私の場合はなるべく1日1.5〜2Lほどを目安に水分を摂るようにしています。

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クレアチニンは誤差があるので一喜一憂しない

この記事では腎臓病患者の私がクレアチニンが上がったときに気を付けていることを紹介しました。

クレアチニンはそもそも誤差が大きいため、一時的な増減はよくあることなので一喜一憂しないようにしましょう

とはいえ、私の今までの経験上では今回紹介したようなことが守れていない時期はクレアチニンが上がりやすい傾向にあったので、心当たりがある方はぜひ参考にしてみてください。

みよし
みよし
今回紹介した内容はあくまで個人の意見になりますので心配な方は主治医に相談してみてくださいね。
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