2021年8月外来受診【塩分指示量が変わりました】
先日は8月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。
2021年8月の検査結果
今月はクレアチニンが「1.82」、eGFRが「38」と先月よりもクレアチニンが低くなっていました。
今月も先月に続き、今の病院に転院してから一番低いクレアチニンを記録することが出来ました。
一番クレアチニンが高かった2019年12月の2.33からすると0.51もクレアチニンが下がっていることになりますが、主治医に聞くと誤差の範囲内とのことでした。
先月の診察で胸部・全腹部CTの結果を見せてもらいましたが、腎炎で一度小さくなってしまった腎臓の大きさが元に戻ることはないため、基本的に腎機能が回復することはないということなのだと思います。
関連記事:2021年7月外来受診【年に一度の定期検査の結果は】
とはいえ、食事療法で腎臓への負荷を減らしつつ、軽い筋トレやストレッチなどの運動療法も継続することで、腎臓への血流が増えて腎機能が一時的に良くなることはあるのかなと思っています。
私の場合は食事療法に加えて、筋肉痛にならない程度の軽い筋トレと、夜寝る前の股関節周りのストレッチをするようにしています。
激しい運動や筋トレは腎臓にとっては負担なるので気をつけましょう。
今月の管理栄養士による栄養指導(2021年8月)
今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。
答え合わせの結果は以下の通りです。
たんぱく質摂取量 | 食塩摂取量 | |
---|---|---|
自分でした栄養計算 | 36.92g | 5.22g |
24時間蓄尿による測定 | 38.98g | 6.76g |
今回は24時間蓄尿による測定ではたんぱく質摂取量、食塩摂取量ともに計算よりも少し高くなってしまいました。
こちらは尿が作られるサイクルなどの関係で普段の蓄尿よりも1回分多く採尿された結果、数値が高くなってしまった可能性が高いそうです。
これは検査結果の「24排泄Cr(尿Cre1日量)」を確認することで分かります。
24排泄Crとは24時間の内に尿から排泄されたクレアチニンの総量で、基本的に毎日同じような値になるそうです。
今月は24排泄Crが1573mg/dayといつもよりも高かったため、1回分多く採尿されている可能性があるという判断になるそうです。
ちなみに、筋肉量が増えるとクレアチニンの排泄量は増えるので、この値の推移を見ることで筋肉量の増減も確認することが出来ます。
塩分指示量が5gから7gに変わりました
もっとおいしい腎臓病食のインスタグラム(@motto.oishii)の方では既に報告させていただきましたが、以前よりチャレンジしていた不妊治療の結果が実り、現在妻がつわりで体調を崩しています。
そのため、最近はあまり料理が出来ておらず、レトルト食品や冷凍食品に頼る食生活が続いてます。
塩分について栄養指導の際に管理栄養士さんに相談したところ、つわりの間は一時的に塩分7g制限にしようということになりました。
減塩が必要な一番の理由は塩分の取り過ぎによる高血圧です。
幸い、私の最近の血圧は100/70程度なのと、夏は血圧が上がりにくいということもあり、1日7g程度の塩分を摂っても問題ないだろうということでした。
普段から減塩を続けているのでレトルト食品を使っても1日塩分7gまで行くことはほぼありませんが、塩分5g制限だと少し大変だったのでとても助かりました。
妻がつわりの間だけという条件付きですが塩分制限を1日6g前後で調整しようと思います。
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