2019年8月外来受診【ステロイド服薬が終了】
今日は8月の外来受診日で、本日でようやくステロイドの服用が終わりました!
今回から検査結果や栄養指導の結果などをこちらでも共有させていただきます。
同じように腎臓病の治療中、闘病中の方などに参考にしていただければ幸いです。
2019年8月の検査結果
今月はクレアチニンが「2.18」、eGFRが「31」と先月とほぼ変わりませんでした。
今日でステロイドは卒業
約3年間飲んでいたプレドニゾロンの服用もようやく今日で1mg→0mgと無事ステロイド卒業できました!
ステロイドは最初はプレドニン50mgからスタートしました。
途中で10mgほどに減った段階でクレアチニンが少し上昇したので、20mgに増やし、
その後は「20mg → 15mg → 10mg → 9mg →8 mg → … → 1mg」と10mgからは2〜3ヶ月ごとに1mgずつ減量していき、約3年でステロイドを卒業できました。
ステロイドの服用期間が長かったので副作用が心配でしたが、今のところ少しお腹がぽっちゃりしたくらいで気になる副作用もありませんでした。
振り返ると20mgに減るまでは感染対策のため、日中はずっとマスクをしていたのが一番大変でした。
現在はプレドニゾロン以外には何も薬は飲んでいなかったため、プレドニゾロンの服用終了により、明日からは薬の服用はなくなりました。
ロサルタンカリウムの服用について
先月からロサルタンカリウムという薬の服用を止めたので、クレアチニンが回復するかと思っていたんですが、特にクレアチニンに変化なしでした。
ロサルタンカリウムは降圧薬としても使われますが、腎保護作用があります。
そのため、服用後はクレアチニンが一時的に上昇しますが、その後は腎保護が働いてクレアチニンの上昇が緩やかになるからと言われて服用していました。
結局ロサルタンカリウムの服用を止めても、クレアチニンが上がったままなのであれば飲まない方が良かったのではと思ってしまいました。
食事指導ではなぜかたんぱく質摂取量が低くなる
今月も24時間蓄尿による測定結果と栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。
答え合わせの結果は以下の通りです。
たんぱく質摂取量 | 食塩摂取量 | |
---|---|---|
自分でした栄養計算 | 39.4 | 3.9 |
24時間蓄尿による測定 | 32.57 | 3.79 |
食塩摂取量は近いけど、たんぱく質摂取量はなぜか24時間蓄尿の方が低いという結果になりました。
たんぱく質は7gで卵1個分くらいの差になるので、結構大きいです。
管理栄養士にも食事記録を見てもらいましたが、原因が分からなかったので次回の食事指導でも様子を見ることになりました。
ただ、私の場合は現在のたんぱく質指示量は40gですが、実際は30gくらいが一番治療効果が出るそうなので低い分には問題ないということでした。
とはいえ、現在の指示量でもクレアチニンは特に変わっていないので、無理に30gにする必要はないとのことでした。
たんぱく質制限では筋肉量の低下が問題になる
腎臓病の食事療法でたんぱく質制限をしていると、エネルギーの摂取が上手くいっていない場合、筋肉量が低下してしまうと言われています。
高齢者によるたんぱく質制限では「サルコペニア・フレイル」という加齢に伴って生じる骨格筋量と骨格筋力の低下が問題になっています。
今月の外来では将来的な筋肉量の低下を予防するために、病院のリハビリテーション室で現在の筋肉量や運動量の測定を行ってもらいました。
具体的な検査項目は握力測定や歩行検査、片足立ちによるバランス測定などです。
今後、半年ごとに同様に筋肉量や運動量の測定を行い、たんぱく質制限による筋肉量の低下がないか確認していくそうです。
活動量の把握のため活動量計を支給される
病院のリハビリテーション室での筋肉量や運動量の測定を行ったあと、普段の活動量の把握のため、以下のオムロンの活動量計を病院から支給されました。
こちらは歩数以外にも、メッツ(運動強度)や加速度センサーにより座っている時間や立っている時間なども把握できるそうです。
この活動量計をお風呂と寝ている時間以外は常に身に付けておき、毎月の外来の際にこちらのデータをもとに活動量の把握をするそうです。
それを踏まえてリハビリの先生が適切な運動の仕方などを教えてもらえることになりました。
以前通院していた総合病院ではここまでの検査はやらなかったのですが、今通院している病院は食事療法に力を入れているので、こんな事まで検査するのかと感心してしまいました。
私はまだアラサーなので、将来的なことを考えると今のうちからこういった筋肉量や運動量の測定をしてもらえるのはとても心強いです。
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