塩分・たんぱく質ゼロの中華麺でラーメンを食す【スープを残して減塩】
今回は腎臓病で食事制限をしていてもおいしく食べられる、塩分・たんぱく質ゼロの中華麺で作るラーメンのレシピを紹介します。
この記事のポイント
- げんた冷凍めん 中華めん風を使って低たんぱく、減塩に仕上げました
- 市販のラーメンスープでもスープを残せば減塩できます
- 市販のカット野菜を使えば栄養計算も簡単です
塩分・たんぱく質ゼロの中華麺でラーメンを食す
今回はこちらの「げんた冷凍めん 中華麺風」を使ってラーメンを作りました。
げんた冷凍めんの調理方法はとても簡単です。
- 大きめの鍋で多めに沸騰させてお湯の中に、凍ったままのめんを個装フィルムをはずして入れ、1分半を目安にゆでてください。
- ざるなどにあけ水気をよく切り、お好みのスープや具材と合わせ、召し上がりください。
- また焼きそば、冷やし中華などの場合は、水でよく洗いしっかり水気を切ってから、お使いください。
今回はラーメンに入れる具材として、野菜を黒胡椒にんにく唐辛子という無塩調味料で味付けしました。
ラーメンスープにはスーパーなどで購入できるマルちゃんのラーメンスープの鶏ガラしょうゆ味を使いました。
それでも塩分は5.6gありますがこれくらいならスープを残せば十分食べられます。(詳しくは後述)
「げんた冷凍めん 中華麺風」を使って完成したラーメンがこちら。
さらに海苔を加えることで見た目も豪華になります!
今回のラーメンに使用した材料
今回の減塩、低たんぱくラーメンに使った材料をまとめました。
げんた冷凍めん 中華麺風 | 180g(1袋) |
野菜炒め用カット野菜 | 150g(1袋) |
ゆで卵 | 30g(1/2個) |
黒胡椒にんにく唐辛子 | お好みで |
追加にんにく | お好みで |
海苔 | お好みで |
市販のラーメンスープ | 39g(1袋) |
ラーメンを低たんぱく、減塩にするためのコツ
たんぱく質や塩分の高いラーメンもちょっとしたコツで腎臓病の食事制限をしていてもおいしく食べられるようになります。
低たんぱく中華麺で減塩、低たんぱくに
今回はこちらのたんぱく質・塩分がほぼゼロのげんた冷凍めんを使用しました。
一般的な中華麺には1食あたりたんぱく質10g、塩分2gほどが含まれているため、腎臓病の食事制限をしている場合は麺を低たんぱく、減塩のものに変えることがとても重要です。
げんた冷凍めんは中華麺以外にうどんも販売されていて、どちらもコシがあってとてもおいしいので私は何度もリピート購入するほど愛用しています。
低たんぱく麺は乾麺よりも冷凍麺の方が調理が簡単なので、麺類がお好きな方には断然、冷凍麺をオススメします。
その他、げんた冷凍めんを使ったレシピは以下の記事でも紹介しています。
>> 【低たんぱく中華麺でおいしい】冷やし中華始めました
>> 低たんぱく麺は「げんた冷凍めん うどん風」がとてもおいしい!
げんた冷凍めん中華麺風の栄養成分(1食180gあたり)
エネルギー | 293kcal |
---|---|
たんぱく質 | 0.2g |
脂質 | 2.5g |
炭水化物 | 67.5g |
食塩相当量 | 0.05g |
カリウム | 2.7mg |
リン | 26.1mg |
具材は無塩調味料で味付け
ラーメンの具材を炒める際に塩や醤油を使ってしまうと塩分が高くなってしまいますが、無塩調味料を使って味付けすれば具材の分の塩分がゼロになります。
私は最近こちらの「黒胡椒にんにく唐辛子」という無塩調味料を愛用しています。
こちらの調味料には黒胡椒、にんにく、唐辛子は勿論、他にも様々なスパイスが入っているため、無塩でもちゃんと味のアクセントとなってくれます。
黒胡椒にんにく唐辛子に入っているスパイスの中身
- 唐辛子
- 黒胡椒
- 陳皮
- にんにく
- 白胡椒
- 黒胡麻
- ポピーシード
- マスタードシード
- 根わさび
- パセリ
炒めもの以外にも豚汁やかけうどんに七味感覚でかけてもとても合いますよ。
ラーメンはスープを残して減塩
ラーメンのスープにはたくさんの塩分が含まれているため、スープをすべて飲み干してしまうとかなりの塩分を摂ってしまいます。
とはいえ、ラーメンのスープをほとんど飲まずに完食すれば、市販のラーメンスープでもちゃんと減塩することができます。
ラーメンのスープを残した場合の塩分量
今回は実際に食べる前のスープの重量、食べた後のスープの重量を測り、ラーメンのスープを残した場合に摂取する食塩相当量を計算してみました。
ラーメンを食べる前のスープの重量は403g、ラーメンを食べた後のスープの重量は304gなので約4分の1のスープを飲んだことになります。
そのため、マルちゃんのラーメンスープ「鶏ガラしょうゆ味」の場合は5.6gの4分の1の1.4gの塩分を摂取したという計算になりました。
ラーメンの麺を無塩のものにして、野菜炒めの味付けにも塩分を使わなかった場合、スープをほとんど飲まずに完食すれば市販のラーメンスープでも塩分1.4gほどでラーメンを食べることができました。
一般的に細麺よりも太麺、ストレート麺よりもちぢれ麺の方がスープを吸う量は少ないと言われています。
心配な方は普段食べている麺で、今回のようにスープを残した場合にどれくらいの塩分を摂取しているのか一度計算してみるのが安心です。
市販のカット野菜を使えば栄養計算も楽ちん
今回はラーメンの具材として市販のカット野菜を使いました。
以下の写真はイトーヨーカドーで購入した野菜炒め用のカット野菜ですが、カット野菜には栄養成分が記載してあることをご存知ですか?
上記のカット野菜であれば100gあたり1.5gのたんぱく質が含まれています。腎臓病でたんぱく質制限をしている場合はこういった野菜に含まれるたんぱく質も無視はできません。
とはいえ、いちいちキャベツやもやし、にんじんの重量を測るのはとても大変です。
栄養計算に慣れていない方はこういった市販のカット野菜を使うととても時短になりますよ。
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