2022年8月外来受診【腎臓CTの検査結果】
先日は8月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。
2022年8月の検査結果
今月はクレアチニンが「1.79」、eGFRが「38」と前回よりも少しだけ高くなっていました。
最近はクレアチニン1.70前後が続いていたので久々に少し高くなってしまいましたが、主治医によると誤差の範囲内ということでした。
最近は暑い日が続いていたので水分不足によってクレアチニンが高く出てしまう人も多いそうです。
今月の管理栄養士による栄養指導(2022年8月)
今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。
答え合わせの結果は以下の通りです。
たんぱく質摂取量 | 食塩摂取量 | |
---|---|---|
自分でした栄養計算 | 38.8g | 4.98g |
24時間蓄尿による測定 | 41.25g | 5.69g |
以前は24時間蓄尿によるたんぱく質摂取量が35前後が続いていたため、管理栄養士の指示によって最近は少したんぱく質摂取量を増やしていました。
管理栄養士にたんぱく質摂取量を増やしたこととクレアチニン増加は関係があるか聞いてみたところ、尿蛋白は増えていないことから関係はないだろうとのことでした。
腎臓CTの検査結果
今月の診察では先月行った腎臓のCT検査の結果を教えていただきました。
こちらは現在の病院に転院した2019年から2022年現在までの腎臓CTの比較画像です。
2019年から2020年には総腎容積が40cc以上も減少し、腎臓がかなり小さくなってしまっていることが分かります。その後、2020年から2022年までは腎臓のサイズが大きく変わっておらず、腎機能の低下が抑えられてきています。
とはいえ、2020年から2022年までも少しずつですが腎容積は減ってきているので、今後も食事療法を継続しこの調子で寿命まで何とか腎臓を保たせたいところです。
クレアチニンの推移だけを見ていては腎機能が回復してきていると思いがちですが、腎臓が少しずつ小さくなりながらも残りの腎臓がフル回転して腎機能を保っているということが今回のCTの比較画像でよく分かりました。
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