2022年5月外来受診【クレアチニン改善記録更新】
先日は5月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。
2022年5月の検査結果
今月はクレアチニンが「1.68」、eGFRが「41」と前回よりも少しだけ改善していました。
クレアチニンが1.68というのは私が腎臓病になってから最も低い数値で、ステロイド治療をしていた頃でもここまで改善したことはないので、食事療法のみでここまで下がってくれてとても嬉しいです。
ただし、筋肉量の低下によってクレアチニンが下がったという可能性もあるそうなので、たんぱく質制限をしていても筋肉量は減らさないように運動療法にも励みたいと思います。
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自分では筋肉量が低下しているという自覚はありませんが、血液検査の結果を見ると少しだけ下がっている傾向にあるそうです。
今月の管理栄養士による栄養指導(2022年5月)
今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。
答え合わせの結果は以下の通りです。
たんぱく質摂取量 | 食塩摂取量 | |
---|---|---|
自分でした栄養計算 | 43.2g | 4.68g |
24時間蓄尿による測定 | 34.87g | 4.98g |
今回は24時間蓄尿が上手く採れていなかった可能性が高いそうで、実際の数値よりも低く出ているそうです。
24時間蓄尿は上手く採れていませんでしたが尿蛋白などは殆どなく、血液検査の結果からは異常がないのでこのままで大丈夫というお墨付きをいただきました。
たんぱく質制限にはカロリーアップが重要
診察の際に指摘された筋肉量の低下を管理栄養士さんに相談してみたところ、「カロリーをもう少し摂るようにしましょう」ということになりました。
私の場合は標準体重に比べて少し痩せ気味なので、体重をあと2キロ増やすことを目標にしました。
とはいえ、脂肪だけ2キロ増えても意味がないので筋肉も増えるように軽い筋トレを毎日続けるようにします。
私は1日のたんぱく質を40gに制限していますが、筋肉を付けるために必要なたんぱく質はその内の15gほどでそれ以外はほぼエネルギーとして使われているそうです。
そのため、カロリーを増やして体重が減らないようにした上で筋トレをすれば、たんぱく質制限をしていても筋肉は付いていくそうです。
筋肉が増えると見かけ上のクレアチニンは上がってしまいますが、筋肉が落ちて痩せているよりは筋肉で体重を増やした方が将来的な予後は良いそうです。
体重の管理や筋トレについては人によって方針が違うと思いますので、気になる方は主治医に相談してみてくださいね。
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